細胞診 うつ病 腰椎すべり症 FF11(休止中) 臨床検査技師(細胞検査士)が書いているブログです^^

by urashio
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【医療/仕事】 H23細胞診筆記 技術3 パパニコロウ染色
先生 「次は平成23年度 技術の第3問くぽ!」
3.次のうち正しいものはどれか。
A.ギルのヘマトキシリンにはヘマトキシリンと酸化剤の量が異なる処方がある
B.ギルのヘマトキシリンは進行性染色液である
C.エオジンはライト緑より分子量が大きい
D.OG6、EA50染色液にはリンタングステン酸が含まれている
E.オレンジGは酸性色素である
 1.A B C 2.A B E 3.A D E 4.B C D
 5.C D E
はじめての方は、まず「こちら」をお読みください(*´Д`*)



パパニコロウ染色

 「技術問題2と被っているね(゜Д゜)」
先生 「一問ずつといていくくぽ(`・ω・´)」

先生 「A.ギルのヘマトキシリンにはヘマトキシリンと酸化剤の量が異なる処方がある」
POINT! ギルのヘマトキシリン
・ギルのヘマトキシリン
  ヘマトキシリン末:色素 2g
  蒸留水:溶媒 730ml
  硫酸アルミニウム:媒染剤 17.6g
  ヨウ素酸ナトリウム:酸化剤 0.2g
  エチレングリコール:保存剤 250mg
  氷酢酸:酸 20ml
  ※ギルVはヘマトキシリン末10g、ヨウ素酸ナトリウム1g

2012/10/19追記:
 ギルのヘマトキシリン・・・No1~5まであるわけですが、
 以下のように酸化剤量も変化します。

・ギルNo1:ヘマトキシリン粉末2g ヨウ素酸ナトリウム0.2g
 主に細胞診用
・ギルNo2:ヘマトキシリン粉末4g ヨウ素酸ナトリウム0.4g
 主に組織診用
・ギルNo3:ヘマトキシリン粉末6g ヨウ素酸ナトリウム0.6g
 主に術中迅速用
・ギルNo5:ヘマトキシリン粉末10g ヨウ素酸ナトリウム1.0g
 主に細胞診用

※同様に硫酸アルミニウム、氷酢酸も倍量に。
※蒸留水は20mlずつ減ります。
※変わらないのはエチレングリコール250mlのみ
 「酸化剤の量は変えずにヘマトキシリン粉末4g、6g、8g、10gと増えるたびに酸化剤を倍量増やすだけを変えるから、○!」
先生 「ヘマトキシリン10gのものはギルのヘマトキシリンVとかって表現するくぽъ(`ー゜)」

先生 「B.ギルのヘマトキシリンは進行性染色液である」
POINT! 進行性と退行性
・進行性:長い時間色素液に浸しておいて次第に特定の組織成分が染色されてくるような染色
 マイヤー、リリー・マイヤー
・退行性:短時間に過剰に染色してから目的とする成分以外の部分を特定の分別液で脱色する染色
 カラッチ、ギル、ハリス
 「ギルは退行性染色液だから、×!(`・ω・´)」

先生 「C.エオジンはライト緑より分子量が大きい」
POINT! 色素分子量
・オレンジG(分子量:350.33
・エオジンY(分子量:691.86
・ライトグリーンSF(分子量:792.85
分子量:オレンジG>エオジンY>ライトグリーンSF
 ↑ 記載ミスです(御指摘感謝_(._.)_)
 分子量:オレンジG<エオジンY<ライトグリーンSF
 「エオジンはライト緑よりも分子量が大きい小さいので、 ×!(`・ω・´)」

先生 「D.OG6、EA50染色液にはリンタングステン酸が含まれている」
POINT! OG、EA50組成
・OG-6(オレンジG液)
 95%エタノール 950ml
 10%オレンジG水溶液 50ml
 リンタングステン酸 0.15g

・EA-50液
 ①10% yellowish水溶液 2ml
   95%エタノール 198ml
 ②10%エオジンY水溶液 10ml
   95%エタノール 190ml
 ③10% Bismarck brown Y水溶液 2.5ml
   95%エタノール 47.5ml
 ①180ml+②180ml+③40ml+リンタングステン酸 2.4g
 「両方とも含まれているね^^ ○!(`・ω・´)」

先生 「E.オレンジGは酸性色素である」
POINT! 酸性色素・塩基性色素
・酸性色素
 オレンジG(分子量:350.33)
 エオジンY(分子量:691.86)
 ライトグリーンSF(分子量:792.85)

・塩基性色素
 ビスマルクブラウン
 「オレンジGは酸性色素!○!(`・ω・´)」

先生 「まとめるくぽ(`・ω・´)」
 「もけ!(`・ω・´)」

 「A× ○、B×、C ×、D○、E○ で、5が正解3が正解(`・ω・´)」

過去の関連問題


H23細胞診筆記 技術2 パパニコロウ染色

参考文献及びサイト


・「-基礎から学ぶ-細胞診のすすめ方第2版」:近代出版
・「アトラス細胞診と病理診断」:医学書院
・「スタンダード細胞診テキスト第3版」:医歯薬出版株式会社
・「細胞診を学ぶ人のために第5版」:医学書院
・「細胞診セルフアセスメント増補版」:医学書院
・「病理医臨床医のための病理診断アトラスVol.1」:ベクトルコア
・「病理医臨床医のための病理診断アトラスVol.2」:ベクトルコア
・独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター:
 http://ganjoho.jp/professional/statistics/index.html
・Wikipedia:
 http://ja.wikipedia.org/wiki/
by urashio | 2012-10-14 08:00 | 仕事
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